反落、米国の一日あたりの感染者数が過去最多を更新=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物12月限(WTI)(終値)
1バレル=38.79(-0.36 -0.92%)

 ニューヨーク原油は反落。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比0.36ドル安。その他の限月は0.38~0.27ドル安。

 新型コロナウイルスが欧州を中心に再流行し、感染拡大を抑制するための経済的な制限拡大によって石油需要が減少する見通しであることが重しとなった。欧州だけでなく、世界最大の石油消費国である米国でも一日あたりの感染者数が10万人の大台を上回り、過去最多を記録している。米大統領選の決着がついていないことも圧迫要因。

 時間外取引で12月限は38.27ドルまで下落。その後は買いが優勢となり、通常取引序盤にかけては39.35ドルまで強含む場面はあったが、引けにかけては売りに押され、マイナス圏で終了した。

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