NY株式17日(NY時間12:06) ダウ平均 29774.08(-176.36 -0.60%) ナスダック 11905.90(-18.23 -0.15%) CME日経平均先物 26025(大証終比:+35 +0.13%) きょうのNY株式市場でダウ平均は反落。一時400ドル超下落する場面が見られたものの、売りが一巡すると下げ渋る動きも見られている。前日の株式市場はモデルナのワクチンへの期待が高まり、リスク選好の雰囲気が強まった。ダウ平均も最高値を更新し、3万ドルに迫る動きを見せていたが、きょうはその動きが一服している。この日発表の米小売売上高が予想を下回ったことも圧迫。 足元では感染拡大が続いており、一部の州ではパンデミックが最も危険なポイントに達したため、新たな制限を課している。冬の寒さが始まると悪化する恐れがあるという。 ワクチンへの期待の一方で、足元では感染拡大が続いている。ワクチンに関しては朗報ではあるものの、普及にはある程度時間がかかり、今冬の現状を変えるのに十分な即効性は持たないと考えられている。少なくとも2021年半ばまでは経済の軌道を変える見込みは薄く、来年1-3月期の景気回復は小幅に留まると予想されているようだ。 株式市場への上値期待は根強いものの、きょうの市場は一旦冷静になっている模様。 ナスダックは小幅安に留まっている。半導体などハイテク株は売りに押されているものの、テスラとアマゾンの上昇が指数をサポート。 テスラはS&Pダウジョーンズ・インディシズが前日引け後に、同社をS&P500株価指数の算出銘柄に採用すると発表した。12月21日の取引開始前から実施するとしている。 アマゾンはデジタル薬局の立ち上げを発表。アマゾン・ファーマシーを設立し、プライム会員はWEBサイトや携帯から処方薬を注文できるサービスを開始する。このニュースを受けて、ウォルグリーンやCVSへルスなどドラックストア株の下げが目立っている。 CVSヘルス 67.33(-6.14 -8.36%) アルファベット(C) 1780.71(-0.67 -0.04%) フェイスブック 275.35(-3.62 -1.30%) ネットフリックス 480.75(+1.65 +0.34%) テスラ 437.88(+29.79 +7.30%) アマゾン 3151.09(+20.03 +0.64%) エヌビディア 536.38(-4.23 -0.78%) ツイッター 43.26(+0.53 +1.24%) ダウ採用銘柄 J&J 150.25(-0.60 -0.40%) P&G 143.03(+0.60 +0.42%) ダウ・インク 53.60(-0.33 -0.63%) ボーイング 207.26(+4.86 +2.60%) キャタピラー 172.02(-1.17 -0.68%) ハネウェル 204.85(-3.74 -1.86%) ビザ 210.79(-1.91 -0.91%) ナイキ 130.72(+0.61 +0.48%) ウォルグリーン 40.17(-3.92 -9.16%) 3M 173.90(+0.04 +0.02%) セールスフォース 255.98(+6.09 +2.44%) シェブロン 86.47(-1.20 -1.45%) コカコーラ 53.32(-0.53 -0.99%) ディズニー 144.26(-0.41 -0.30%) マクドナルド 215.12(-1.61 -0.75%) ウォルマート 152.61(+0.17 +0.11%) ホームデポ 270.14(-9.43 -3.40%) JPモルガン 115.92(-1.38 -1.21%) トラベラーズ 135.13(-1.16 -0.86%) ゴールドマン 222.47(+0.09 +0.04%) アメックス 116.47(-2.20 -1.91%) ユナイテッドヘルス 351.48(-5.34 -1.50%) IBM 118.27(-0.09 -0.08%) アップル 120.15(-0.15 -0.13%) ベライゾン 60.85(-0.04 -0.07%) マイクロソフト 215.72(-1.51 -0.70%) インテル 46.01(-0.19 -0.41%) アムジェン 234.61(-2.00 -0.84%) メルク 81.57(+1.39 +1.71%) シスコシステムズ 42.20(-0.35 -0.83%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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