アジア株　韓国株は下落、起亜自や現代自など自動車関連が全面安　アップルと協議中断と報じられる

アジア株　韓国株は下落、起亜自や現代自など自動車関連が全面安　アップルと協議中断と報じられる

東京時間11:17現在
香港ハンセン指数　　 29462.55（+173.87　+0.59%）
中国上海総合指数　 3500.70（+4.36　+0.12%）
台湾加権指数　　　　 15802.40（休場）
韓国総合株価指数　 3104.32（-16.31　-0.52%）
豪ＡＳＸ２００指数　　　 6892.70（+52.17　+0.76%）

アジア株は韓国を除いて上昇。米経済対策案成立への期待感が続いており、米株価指数は時間外でも大幅上昇している。米株高を好感して週明けアジア株も買い優勢で始まった。豪州株は続伸、約1年ぶり高値をつけている。NY原油価格の上昇を好感して、BHPビリトンやウォーリーなど素材やエネルギー関連が軒並み上昇している。

韓国株は下落、自動車株が急落している。起亜自動車は13.4%安、現代自動車は6.6%安。自動車部品のドンウォン金属は16.0%安と下落率トップ、ファシンは13.3%安、サンシンブレーキは13.1%安、サムウォンスチールは10.50%安。先週末、米アップルが電気自動車生産で現代自と起亜自と協議を行ったが、話し合いは中断されたと一部で報じられた。また、起亜自と現代自もアップルと議論していない、何も決定していないと明かした。自動車株の下げを受け、韓国株は一時1%超下落したが、その後は下げ渋っている。韓国で新型コロナ新規感染者数の伸びが鈍化していることは好感材料。8日、新たに289人の感染者が確認された。「第3波」が始まったとされる昨年11月下旬以降で初めて200人台にまで減少した。会食の人数を制限するなど一段と厳しいコロナ対策措置を導入した効果が表れている。

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