アジア株 連休明け上海株は大幅高、5年半ぶりに3700の大台乗せる エネルギー株が全面高、春節恩恵受けた銘柄も上昇 東京時間11:05現在 香港ハンセン指数 30950.03(-134.91 -0.44%) 中国上海総合指数 3716.34(+61.25 +1.70%) 台湾加権指数 16372.02(+9.73 +0.06%) 韓国総合株価指数 3115.94(-17.79 -0.57%) 豪ASX200指数 6892.00(+6.78 +0.10%) アジア株は高安まちまち。 春節大型連休明けの上海株は大幅上昇して始まった。2015年8月以来、5年6カ月ぶりに3700の大台を回復している。米テキサス州寒波などを受けNY原油価格が約1年ぶりに1バレル=62ドル台にまで上昇していることが好感されており、素材とエネルギー関連が全面高に。紫金鉱業集団は10%高、中国石油化工は6.0%高、中国石油天然は4.3%高。そのほか、ホテルや航空、観光など春節連休中に恩恵を受けたと思われる銘柄も総じて上昇している。 香港株は下げに転じている。続伸して始まり、序盤に約2年8カ月ぶり高値をつけたことから、高値警戒感による調整売りに押されているもよう。 香港で18日から新型コロナ規制の一部が緩和された。店内飲食を22時まで可能とするほか、1テーブルあたりの人数を4人にまでに緩和された。また、19日からは香港ディズニーランドの営業も再開する。そのほか、早ければ3月にも香港域内で観光ツアーが再開されるとの報道も伝わっている。 韓国株は続落。新たに621人の新型コロナ感染者が確認された、2日連続で600人台となっている。旧正月連休中に多くの人が移動、家族や友人らと会食したことなどが影響したもよう。年明けは新規感染者数の伸びは大きく鈍化していたものの、ここに来て再び増加に転じており、韓国政府は今後2週間の感染状況を見て、警戒レベルを見直すとしている。 台湾株は再び史上最高値をつけている。豪州株は前日比変わらず、1年ぶり高値圏で推移している。
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