アジア株 上海株はプラスに転じる、景気回復加速期待や米株先物の上昇を好感

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
アジア株 上海株はプラスに転じる、景気回復加速期待や米株先物の上昇を好感

東京時間14:00現在
香港ハンセン指数   29353.91(-31.70 -0.11%)
中国上海総合指数  3449.86(+13.03 +0.38%)
台湾加権指数     16201.68(+22.12 +0.14%)
韓国総合株価指数  3056.08(+42.38 +1.41%)
豪ASX200指数    6771.90(+57.98 +0.86%)
インドSENSEX30種  51678.19(+398.68 +0.78%)

アジア株は香港を除いて上昇、米株先物に連れ高する格好。バイデン大統領は当初予定されていた12日から1日前倒しし、11日に1.9兆ドル規模の米経済対策法案に署名した。同法案成立を受け、米景気回復への期待感が一段と高まっており、米株価指数は時間外でも上昇している。ダウ先物は14時時点で102ドル高。

序盤は調整売りに押されマイナス圏で推移していた上海株もプラスに転じている。きのう閉幕した全人代での首相会見を受け、景気回復加速期待の買いが続いている。

香港株は軟調。通信サービス関連の下げがきつい。チャイナユニコムが3.5%安、きのう発表された2020年度決算で純利益が市場予想を下回ったことが懸念されている。チャイナモバイルも1.6%安。通信機器サービスのシャオミは8.2%高と大幅高、100億香港ドルの自社株買い計画を発表したことが材料視されている。

韓国株は約1週間ぶりの高値をつけている。前日のナスダック大幅高を好感して、サムスン電子やLGディスプレイ、SKハイニックスなどハイテク関連が総じて上昇している。

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。