ダウ平均は７日続伸　ＩＴ・ハイテク株は依然上値重い＝米国株序盤

NY株式15日（NY時間09:45）
ダウ平均　　　32880.12（+101.48　+0.31%）
ナスダック　　　13314.75（-5.11　-0.04%）
CME日経平均先物　29595（大証終比：+65　+0.22%）

　きょうのＮＹ株式市場でダウ平均は７日続伸し、最高値を更新して始まっている。パンデミックで落ち込んでいた産業や航空、エネルギー株など循環株にきょうも買い戻しが入続いている。一方、ＩＴ・ハイテク株もきょうも上値が重く調整色を読めている。

　引き続き市場は１．９兆ドルの追加経済対策やワクチン接種への期待を高めている格好。１４００ドルの直接給付が今月中にも個人の口座に振り込まれ、春にけて消費が盛り上がると期待している模様。

　ワクチンの面では、バイデン大統領は先週、５月１日までにすべての成人をワクチンの対象にするよう州に指示すると発表した。７月４日の独立記念日には家族や友人などと小グループで集まることができるようにするという目標を設定している。

　そのような中、気掛かりなのは長期金利の上昇だが、ＩＴ・ハイテク株のバリュエーションの見直しを誘っている。今週はＦＯＭＣが予定されているが、ＦＲＢは景気見通しを上方修正してくる可能性が高いとみられている。２０２３年末までには利上げとの見方に変更はないものと思われるが、微調整をして来るかどうかも注目されているようだ。米１０年債は一時１．６４％まで上昇してきているが、ＦＲＢはどの程度までなら容認するのかについて、何らかのヒントを示してくるか注目される。

アルファベット（C）　2054.35（-7.57　-0.37%）
フェイスブック　273.20（+4.80　+1.79%）
ネットフリックス　511.61（-6.41　-1.24%）
テスラ　688.79（-4.94　-0.71%）
アマゾン　3063.57（-25.92　-0.84%）
エヌビディア　514.11（-0.14　-0.03%）
ツイッター　67.64（-0.46　-0.68%）

ダウ採用銘柄
ユナイテッドヘルス　356.65（+0.63　+0.18%）
メルク　75.90（+1.30　+1.74%）
マクドナルド　214.49（+2.15　+1.01%）　
マイクロソフト　 233.97（-1.78　-0.76%）
ホームデポ　277.14（+4.04　+1.48%）
ボーイング　275.26（+6.07　+2.25%）　
ベライゾン　55.81（+0.18　+0.31%）
ビザ　225.81（+1.45　+0.65%）　
ハネウェル　 213.20（-1.18　-0.55%）　
ナイキ　142.92（+2.47　+1.76%）
トラベラーズ　 156.65（-0.62　-0.39%）
ディズニー　196.68（-0.48　-0.24%）　
ダウ・インク　63.12（-1.22　-1.90%）
セールスフォース　 210.51（-1.71　-0.80%）　
シスコシステムズ　49.28（+0.46　+0.93%）
シェブロン　110.82（-0.74　-0.66%）　
コカ・コーラ　50.81（+0.45　+0.89%）　
ゴールドマン　 349.28（+0.47　+0.13%）
キャタピラー　 227.66（-1.34　-0.59%）　
ウォルマート　134.59（+0.47　+0.35%）
ウォルグリーン　53.76（+0.56　+1.05%）　
インテル　63.07（+0.17　+0.27%）
アメックス　147.95（-0.59　-0.40%）　
アムジェン　231.75（+1.54　+0.67%）
アップル　 121.72（+0.69　+0.57%）
Ｐ＆Ｇ　128.32（+0.18　+0.14%）
ＪＰモルガン　155.63（-0.52　-0.33%）
Ｊ＆Ｊ　159.29（-0.31　-0.19%）
ＩＢＭ　128.35（+0.74　+0.58%）
３Ｍ　186.88（+1.96　+1.06%）　

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

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