大阪6月限 日経225先物 29720 +190 (+0.64%) TOPIX先物 1960.0 +15.0 (+0.77%) 日経225先物(6月限)は前日比190円高の2万9720円で取引を終了。寄り付きは2万9640円とシカゴ先物清算値(2万9625円)にサヤ寄せする形で買いが先行した。現物の寄り付き直後に2万9570円まで軟化する場面もみられたが、その後は2万9600円を上回って底堅い値動きに。上昇が一服した後場はこう着感の強い相場展開となり、2万9720円~2万9800円辺りでのレンジ推移が続き、2万9720円で取引を終えた。 ソフトバンクグループ <9984> 、東京エレクトロン <8035> 、アドバンテスト <6857> など、指数寄与度の大きい値がさ株が日経平均株価をけん引し、前場半ばには節目の3万円を回復する場面もみられた。しかし、その後はファーストリテイリング <9983> が下落に転じたこともあり、次第にこう着感の強い展開に。寄与度の大きい値がさハイテク株など一見グロースシフトによる日経225型優位にみえるが、NT倍率は先物中心限月で一時15.13倍に低下するなど、全体としてはTOPIX優位の展開であり、バリュー株へのローテーションは継続している。 ただし、グローベックスの米株先物ではNYダウが小幅に下落する一方で、ナスダック100は小幅に上昇して推移。ナスダックは前日の反発で再び上値抵抗として意識される25日移動平均線を捉えてきており、同線突破となれば、2月半ばからの調整に対する一巡感が台頭しやすく、グロース株見直しのきっかけに繋がる可能性がありそうだ。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果待ちとなるものの、まずはナスダックの動向に注目しておきたい。 手口面では、日経225先物は三菱UFJが1230枚、ABNアムロが740枚、BofAが610枚程度の売り越しに対して、BNPパリバが810枚、SMBC日興が650枚、ゴールドマンが630枚程度の買い越しだった。TOPIX先物は、みずほが1780枚、ABNアムロが1350枚、ソジェンが1190枚、三菱UFJが690枚程度の売り越しに対して、BofAが1660枚、ゴールドマンが1150枚、クレディスイスが600枚程度の買い越しだった。 株探ニュース
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