アジア株 香港株が大幅安、2カ月ぶりに2万8千ポイントの大台割れ ワクチン接種停止受け経済活動再開に遅れとの見方 東京時間14:04現在 香港ハンセン指数 27926.94(-570.44 -2.00%) 中国上海総合指数 3369.78(-41.73 -1.22%) 台湾加権指数 16030.59(-147.00 -0.91%) 韓国総合株価指数 2993.59(-11.15 -0.37%) 豪ASX200指数 6784.10(+38.70 +0.57%) インドSENSEX30種 49456.77(-594.67 -1.19%) アジア株は豪州を除いて下落。香港政府がパッケージに欠陥があったとしてビオンテック製の新型コロナ向けワクチン接種を一時停止すると発表した。ワクチン接種停止を受け香港経済活動再開が遅れるとの懸念が高まり、香港株は大幅安に。約2カ月ぶりに節目の2万8000ポイント台を割り込んでいる。 欧州やインド、ブラジルなどで新型コロナ感染が再拡大していることや、ドイツがイースター期間中にロックダウンを導入すると発表したことなどを受け、世界的に景気回復に遅れが生じる可能性が出てきている。 香港株安を受け上海や台湾など他のアジア株式市場も下げ幅を拡大している。韓国株は約2週間ぶりに節目の3000ポイント台を割り込んでいる。 台湾市場ではTSMCが2.7%安。米インテルが他社向け半導体受託生産事業に参入するとの計画を発表したことを受け、ライバル企業のTSMCが売られている。 一方、豪州株は上昇している。小売関連の上げが目立つ。小売会社のプレミエ・インベストメンツが2.4%高、四半期決算で純利益が前年同期比で89%の大幅増となったことが材料視されている。巣籠でネットショップの売上が61%増加した。ほかの小売会社株も連れ高に。
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