アジア株 総じて下落、香港株は大幅続落

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
東京時間18:02現在
香港ハンセン指数   27918.14(-579.24 -2.03%)
中国上海総合指数  3367.06(-44.45 -1.30%)
台湾加権指数     16032.12(-145.47 -0.90%)
韓国総合株価指数  2996.35(-8.39 -0.28%)
豪ASX200指数    6778.77(+33.37 +0.49%)
インドSENSEX30種  49446.78(-604.66 -1.21%)

 24日のアジア株は総じて下落。米株安や原油の大幅安、欧州での新型コロナウイルスの感染再拡大などを背景にアジア株でも売りが広がった。香港株は2%超の大幅安。独ビオンテック社製のワクチンのパッケージに問題があるとして、香港とマカオでは、同社のワクチン接種を一時的に停止すると伝わり、売りが広がった。上海株は大幅続落。3400の節目を割り込んだ。香港株の急落や人権問題をめぐる中国と欧米諸国との対立も重石となった。

 上海総合指数は大幅続落。化学品メーカーの万華化学集団、建設機械メーカーの三一重工、金属採掘会社の紫金鉱業集団(ズージン・マイニング・グループ)、化学繊維メーカーの恒力石化、海運コンテナ・サービス中遠海運控股(コスコ・シッピング・ホールディングス)が売られた。
   
 香港ハンセン指数は大幅続落。保険会社の友邦保険控股(AIAグループ)、世界的金融グループのHSBCホールディングス、通信関連サービスの騰訊控股(テンセント・ホールディングス)、通信機器・部品メーカーの小米集団(シャオミ)、自動車メーカーの吉利汽車控股(ジーリー・オートモービル)が売られた。
   
 豪ASX200指数は反発。医薬品メーカーのCSL、補聴器メーカーのコクレア、小売会社のウールワース・グループ、小売りチェーンのコールズ・グループ、小売りチェーンなど多角経営企業のウェスファーマーズが買われた。

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