ドル円は昨年3月以来の高値水準、豪ドルも堅調=東京為替前場概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 東京外為市場、ドル円は昨年3月以来の高値水準となる110.73円付近まで上昇。時間外取引の米10年債利回りが上昇しているほか、月末かつ年度末に伴う本邦企業のドル買い需要が仲値にかけてドル円を押し上げた。これを背景に、クロス円も全面高。

 豪ドルが堅調に推移しており、豪ドル/ドルは0.7619ドル付近まで、豪ドル円は84.33円付近まで上昇。午前9時30分発表の豪州2月住宅建設許可件数が好結果となったことが好感された。

 東京中盤に差し掛かるにつれて、全体相場がややドル高傾向となる中、ユーロドルは前日安値を下回る1.1709ドル近辺まで弱含んだ。本日も欧州における新型コロナウイルスの感染再拡大や、ワクチン接種の遅れに関するニュースが伝えられており、これをネガティブ視したユーロ売りが出ているようだ。

 日経平均株価は5営業日ぶりに反落。前引けでは前営業日比232.49円安の2万9200.21円となった。

 午前11時30分現在では、ドル円は1ドル=110.67円、ユーロドルは1ユーロ=1.1710ドル、ユーロ円は1ユーロ=129.59円、ポンド円は1ポンド=151.92円、豪ドル円は1豪ドル=84.15円、NZドル円は1NZドル=77.23円、スイス円は1スイスフラン=117.32円、カナダ円は1カナダドル=87.65円付近で推移している。

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