株価指数先物【昼のコメント】 利食いは想定内ながら指数寄与度の大きい銘柄が重荷

配信元:株探
著者:Kabutan
 日経225先物は11時30分時点、前日比260円安の2万9220円(-0.88%)前後で推移している。寄り付きは2万9350円とシカゴ先物清算値(2万9370円)にサヤ寄せする形で売りが先行して始まり、現物の寄り付き直後には2万9150円まで下落幅を広げた。売り一巡後は寄り付き水準まで戻す場面もみられたが、前引けにかけて再び軟化し、2万9200円レベルでの推移を続けている。

 前引けのTOPIXTOPIXは0.65%の下落であり、後場は日銀のETF買い入れは見込めそうにない。指数寄与度の大きい銘柄については、前日に日経平均株価のけん引役となっていたファーストリテイリング<9983>が売られており重荷となる格好だ。高値を更新して始まった東京エレクトロン<8035>が、買い一巡後に軟化していることも日経平均の上値を押さえている。NT倍率は先物中心限月で14.96倍に上昇したが、その後はやや低下している。ただし、上昇する5日移動平均線が支持線として機能しており、NTロングのスタンスは継続している。


 


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