アジア株 上海株はプラスに転じる インドで最多の12万6000人超の新規感染

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
アジア株 上海株はプラスに転じる インドで最多の12万6000人超の新規感染

東京時間14:00現在
香港ハンセン指数   28916.30(+241.50 +0.84%)
中国上海総合指数  3486.19(+6.57 +0.19%)
台湾加権指数     16884.06(+68.70 +0.41%)
韓国総合株価指数  3135.68(-1.73 -0.06%)
豪ASX200指数    6983.30(+55.28 +0.80%)
インドSENSEX30種  50074.72(+412.96 +0.83%)

アジア株は韓国を除いて上昇。米株価指数が時間外で上昇していることから、アジア株も連れ高に。

上海株は0.19%高。欧米諸国との関係悪化が懸念され、3営業日続落して始まったが、その後は徐々に買い戻されプラス圏を回復している。サキ大統領補佐官は7日、北京オリンピックに参加する姿勢に変更はなく、ボイコットを巡る協議はしていないと述べた。先日のプライス米報道官のボイコット発言を受け、中国側が強く反発したことで、米政権は火消しに動いたと見られる。

韓国株は冴えない。韓国で今年1月5日以降で最多となる700人の新規感染者が確認された。気温上昇と共に野外活動する人が増えたことなどが影響し、感染が再拡大している。特にソウル首都圏での感染拡大が目立っており、既に感染「第4波」が始まった可能性が高いとの声も聞かれる。

インド株は上昇、自動車や金融、IT関連が買われている。再び感染者数が最多を記録したが、相場への影響は特に見られない。米株先物の上昇や、年内のインド中銀の利上げ観測が後退していることが引き続き材料視されているもよう。インドで新たに12万6000人超の新型コロナ感染者が確認された。1日としては過去最多となる。ムンバイを中心に感染が急拡大しており、ムンバイと首都ニューデリーでは夜間外出禁止令が出ている。インド中銀はきのう政策金利を過去最低の4.00%に据え置いた。ダス総裁は、直近の感染急拡大が同国経済に打撃を与える可能性があるとの懸念を表明した。

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