アジア株 総じて下落、上海株は反落

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
東京時間18:07現在
香港ハンセン指数   28698.80(-309.27 -1.07%)
中国上海総合指数  3450.68(-31.88 -0.92%)
台湾加権指数     16854.10(-72.34 -0.43%)
韓国総合株価指数  3131.88(-11.38 -0.36%)
豪ASX200指数    6995.17(-3.60 -0.05%)
インドSENSEX30種  49623.73(-122.48 -0.25%)

 9日のアジア株は総じて下落。米商務省が中国でスーパーコンピューター関係の開発を行っている企業や団体を輸出規制のリストに追加すると発表した。事実上の禁輸措置となることで、米中対立が深刻化するとの警戒感から、アジア株は売り優勢で推移した。上海株は反落。台湾株は反落。前日まで連日の最高値更新で利益確定の売りに押された。

 上海総合指数は反落。酒造会社の貴州茅臺酒、免税品などの販売会社の中国旅遊集団中免、通信機器メーカーの聞泰科技、太陽光エネルギー関連メーカーの隆基緑能科技、医療製品メーカーの無錫薬明康徳新薬開発(ウーシー・アップテック)が売られた。
   
 香港ハンセン指数は反落。医薬品メーカーの薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス)、保険会社の友邦保険控股(AIAグループ)、インターネット・インフラ事業のアリババ・グループ・ホールディング、通信機器・部品メーカーの小米集団(シャオミ)、カジノ・リゾート経営の金沙中国(サンズ・チャイナ)が売られた。
   
 豪ASX200指数は小反落。マイナス圏でのもみ合いとなったが、終盤に下げ渋りを見せた。決済サービス会社のアフターペイ、データセンターのネクストディーシーが買われる一方で、小売会社のウールワース・グループ、乳業メーカーのa2ミルク、医療診断サービスのソニック・ヘルスケアが売られた。

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