アジア株 総じて上昇、インド株は急落

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
東京時間18:05現在
香港ハンセン指数   29106.15(+136.44 +0.47%)
中国上海総合指数  3477.55(+50.93 +1.49%)
台湾加権指数     17263.28(+104.47 +0.61%)
韓国総合株価指数  3198.84(+0.22 +0.01%)
豪ASX200指数    7065.64(+2.18 +0.03%)
インドSENSEX30種  47862.57(-969.46 -1.99%)

 19日のアジア株は総じて上昇。上海株は大幅続伸。日米首脳会談を受けて、中国と日本や米国との関係悪化が警戒されて一時マイナス圏に沈んだ。ただ、売りが一巡するとすぐに上昇に転じて、上値を追う展開となった。他市場は前週末の米株高や上海株の上昇を受けて、おおむね買い優勢で推移した。
   
 台湾株は前週末の米株高などを受けて4日続伸。連日で最高値を更新した。インド株は急反落。インドでは新型コロナウイルスの感染者数が急増している。変異種が猛威を振るっていると報じられており、感染拡大に歯止めがかからない。

 上海総合指数は大幅続伸。酒造会社の貴州茅臺酒、自動車メーカーの長城汽車、免税品などの販売会社の中国旅遊集団中免、太陽光エネルギー関連メーカーの隆基緑能科技、化学品メーカーの万華化学集団、建設機械メーカーの三一重工が買われた。
   
 香港ハンセン指数は続伸。香港取引所、世界的金融グループのHSBCホールディングス、医薬品メーカーの薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス)、通信機器・部品メーカーの小米集団(シャオミ)、光学機器メーカーの舜宇光学科技(サニー・オプティカル・テクノロジー)が買われた。
   
 豪ASX200指数は小幅続伸。産金会社のノーザンスター・リソーシズ、鉱物探査社のフォーテスキュー・メタルス・グループ、天然ガス輸送パイプライン運営会社のAPAグループが買われる一方で、石油・ガス会社のウッドサイド・ペトロリアム、石油・ガス会社のオリジン・エナジー、不動産開発のセンターグループが売られた。

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