強い米消費者信頼感にややドル買いの反応も、一時的な動き＝ＮＹ為替速報

　日本時間２３時に発表になった６月調査の米消費者信頼感指数が１２７．３とパンデミック後の高水準に上昇し、予想も上回った。カルフォルニアやニューヨークなどの大規模州を含め、ワクチン接種の増加で活動再開が本格化する中で、経済や労働市場の状況について米消費者が楽観的な見方を強めていることが示された。信頼感の上昇で夏休みの旅行計画の促進が示されているほか、サービス業への支出増加へのシフトも見られている。

　この結果を受けて為替市場ではややドル買いの反応がみられ、ドル円は１１０．６５円付近まで上昇。しかし、一時的な動きに留まっている。 

コンファレンスボード消費者信頼感指数（6月）23:00
結果　127.3
予想　119.0　前回　120.0（117.2から修正）

USD/JPY　110.55　EUR/USD　1.1889　GBP/USD　1.3834

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

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