株価指数先物【昼のコメント】 25日線を捉えいったん達成感も、次第に75日線に意識は向かうか(訂正)

配信元:株探
著者:Kabutan
 日経225先物は11時30分時点、前日比270円高の2万8770円(+0.94%)前後で推移。米国市場の上昇を受けて買い先行となり、寄り付きは2万8670円とシカゴ先物清算値(2万8655円)にサヤ寄せして始まった。現物の寄り付き直後に2万8700円を回復すると、その後も強い基調を続け、前場半ばには一時2万8840円まで上昇幅を拡大。前引けにかけて上げ幅を縮めたものの、2万8750円~2万8800円辺りで底堅く推移している。

 指数インパクトの大きいソフトバンクグループ<9984>、ファーストリテイリング<9983>、ファナック<6954>などが日経平均株価をけん引。一方で、アドバンテスト<6857>、スクリーンホールディングス<7735>などハイテクの一角が弱含みに推移し重荷となっている。この影響からNT倍率は先物中心限月で14.63倍に上昇しているものの、ボトム圏からは脱せず。東証1部の売買高は4億8000万株と薄商いであり、インデックスに絡んだ売買が中心。

なお、日経225先物は25日移動平均線を捉えてきたことで、いったんは達成感につながる。しかし、底堅さが見られるようだと、断続的なインデックス買いによって、次のターゲットとして75日線が意識されるかが注目されそうだ。

株探ニュース

このニュースの著者

Kabutan

有望株(銘柄)の発掘・選択をサポートするサイトです。株価 ニュース 決算 テーマや企業情報などが満載。 株価変動要因となる情報や株式の売買タイミングに役立つ情報、迅速な投資判断ができる仕組みを提供します。