ラガルドECB総裁、利回り急上昇への質問が投げかけられる可能性=NY為替

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 きょうのNY為替市場はドル買いが優勢となる中で、ユーロドルは戻り売りが続いている。日本時間0時のロンドンフィキシングにかけて売りが加速し、1.16ドルを下回る動き見られている。現在は21日線付近での推移となっているが、その水準を維持できるか注目される。

 今週28日にECB理事会が予定されているが、ラガルド総裁が会見で、ここ数週間の欧州債利回り急上昇を受けての将来の資産購入について記者から質問を受ける可能性がある。ただ、それについては今回よりも12月の理事会で議論される可能性が高く、これらに関する質問への回答をそらす可能性があるとの指摘も聞かれる。一方、理事会が最近の利回り急上昇を懸念している場合には、総裁は債券購入ペースを加速させる可能性も示唆することも考えられるという。 

EUR/USD 1.1588 EUR/JPY 132.38 EUR/GBP 0.8414

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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