小幅続伸、オミクロン株の警戒感後退で買い戻し続く=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物1月限(WTI)(終値)
1バレル=72.36(+0.31 +0.43%)

 ニューヨーク原油は小幅続伸。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が0.31~0.34ドル高。その他の限月は0.27~0.69ドル高。

 新型コロナウイルスの変異株であるオミクロン株に対する警戒感が後退していることが相場を押し上げた。重症化しにくいとみられていることから、需要下振れ懸念が和らいでいる。米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報を手がかりとした反応はあまり見られなかったが、米原油生産量は日量1170万バレルまで増加した。昨年、新型コロナウイルスがパンデミックしたことで生産量は落ち込んだが、ようやく回復の兆しが出てきた。

 時間外取引で1月限は売り優勢。一時70.91ドルまで弱含んだ。ただ、前日終値から大きく離れることはなく、通常取引開始後は買いが優勢となり、73.00ドルまで上げた。

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