米雇用統計結果をめぐりドル相場が振幅、雇用増が予想下回るも失業率は低下=NY為替

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
米雇用統計結果をめぐりドル相場が振幅、雇用増が予想下回るも失業率は低下=NY為替

 12月の米雇用統計が発表された。非農業部門雇用者数の伸びが19.9万人にとどまり、事前予想45.0万人を大きく下回った。前回値は21.0万人から24.9万人へと上方修正された。市場の初動反応はドル売り。米10年債利回りが1.74%台から1.72%近辺に低下する動きに反応し、ドル円は115.85近辺から一時115.70レベルまで下落した。

 しかし、失業率は3.9%と前回の4.2%や事前予想4.1%を下回り、労働参加率も61.9%と前回の水準を維持した。米10年債利回りは低下を消して、1.76%近辺へと急上昇している。ドル円は115.90台へと再び買われている。

 ユーロドルは1.1322レベルまで急伸したあと、1.1290台まで急反落。足元では1.13ちょうど付近で推移している。

USD/JPY 115.87 EUR/USD 1.1302 EUR/JPY 130.98

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