【来週の注目材料】米雇用の力強い伸びを支えに好結果を期待~米小売売上高 10日の米消費者物価指数の予想を超える大きな伸びを受けて、3月のFOMCでの大幅利上げが期待されています。そうした中、来週は16日NY市場午後に公表される前回1月の米公開市場委員会(FOMC)議事要旨に注目が集まっています。経済指標では議事要旨と同じ16日のNY市場朝に発表される1月の米小売売上高が注目されるところです。米GDPの約7割を占める個人消費動向を表す同指標。個人消費に大きな影響を与える雇用統計が力強い数字となった影響がどこまで出てくるかが注目されます。 市場予想は前月比+1.3%、自動車を除くコアの前月比が+0.6%と共に12月のマイナス圏から回復の期待となっています。 全体の約2割を占める自動車及び同部品に関しては、自動車価格の上昇が続いているなかで強めの数字が期待されます(台数ではなく販売額ベースで算出される小売売上高は、需要がある程度高い状況での価格上昇は小売売上高を押し上げます)。 12月に比べるとガソリン小売価格も全米全種平均で小幅上昇しており、こちらも押上げ要因(車社会の米国ではガソリン価格がある程度上昇しても販売量には影響が出にくいです)。 予想程度の力強い数字は十分に見込まれそうです。よほど予想値から乖離しない限り、同日NY市場午後の公表となる米FOMC議事要旨までは動きにくい面があると思われますが、強めの数字が出た後に、議事要旨に前向き姿勢が示されるなど、方向性が一致した場合、動きを加速させる働きをする可能性があります。 MINKABU PRESS 山岡和雅
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