株価指数先物【昼のコメント】 日経225先物は自律反発狙いのロング先行も、抵抗線に上値を抑えられる

配信元:株探
著者:Kabutan
 日経225先物は11時30分時点、前日比100円高の2万6850円(+0.37%)前後で推移。寄り付きは2万6980円と、シカゴ日経225先物清算値(2万6845円)を上回って始まると、現物の寄り付き直後には一時2万7110円まで買われる場面が見られた。ただし、25日、75日移動平均線では強弱感が対立しやすいなかで戻り待ちのショートは入りやすく、前場半ばには2万6770円まで上げ幅を縮めた。もっとも、下を仕掛けてくる動きは強まらず、売り一巡後は2万6850円水準でのこう着を見せている。

 祝日明けによる米国勢の資金流入が見込まれるなか、前日の下落に対する自律反発狙いの買いが先行した。買い一巡後は軟化する格好だったが、ハンセン指数が2%を超える下落となったことでポジション調整の動きに繋がったようである。朝方の強い動きに対するロングサイドのポジション整理は前場半ばにかけての下げで一巡しているだろう。後場は2万6800円水準でのこう着を想定しつつ、ナイトセッションの安値に接近する局面においては、その後のショートカバーを狙ったロング対応になりそうだ。

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