NY株式24日(NY時間10:15) ダウ平均 32896.95(-12.64 -0.04%) ナスダック 12404.25(+22.95 +0.19%) CME日経平均先物 28405(大証終比:+85 +0.30%) きょうのNY株式市場でダウ平均は横ばいで始まっている。明日からのジャクソンホールでのFRBの年次総会待ちの雰囲気が強い。26日金曜日にはパウエルFRB議長がスピーチを行うが、株式市場ではそれに対する警戒感が広がっている。 株式市場では、インフレがピークに達したとの見方から、リバウンド相場を加速させていたが、ここに来てFRBによる積極引き締めへの懸念が再燃し、サマーラリーが一段落している。米10年債利回りも3%台に上昇する中で、IT・ハイテクなどの成長株を中心に戻り売りを強めている状況。 このところのFOMC委員の発言から、パウエル議長がタカ派姿勢を再確認すると市場は予想しているようだ。 市場からは、「金曜日のパウエル議長の講演まで金融市場は不安定な状態が続くだろう。ただ、議長は引き締めで景気後退を誘発しても構わないということを市場に納得させるのに苦労するかもしれない。景気は明らかに減速しているが、FRBが引き締め姿勢を緩めるにはまだ早過ぎる」といった声や、「市場はタカ派なFRBを恐れてエクスポージャーの引き上げに消極的になっている」との声も出ていた。 決算関連では、百貨店のノードストロム<JWN>が決算を受けて大幅安。通期の売上高および1株利益の見通しを下方修正したことが嫌気されている。6月下旬から客足と需要が鈍化していることを背景に挙げた。 なお、エヌビディア<NVDA>が引け後に決算を発表する予定。冴えない内容が警戒されているようだ。 ノードストロム<JWN> 18.78(-4.43 -19.07%) アップル<AAPL> 166.46(-0.77 -0.46%) マイクロソフト<MSFT> 275.54(-0.90 -0.33%) アマゾン<AMZN> 133.52(-0.10 -0.07%) アルファベットC<GOOG> 114.51(-0.26 -0.23%) テスラ<TSLA> 906.09(+16.73 +1.88%) メタ・プラットフォームズ<META> 161.88(+0.77 +0.47%) AMD<AMD> 91.13(-1.36 -1.47%) エヌビディア<NVDA> 170.14(-1.68 -0.97%) ツイッター<TWTR> 39.65(-0.22 -0.54%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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