株価指数先物【昼のコメント】 日経225先物は2万8000円を挟んだ狭いレンジ推移で短期売買も手掛けづらい

配信元:株探
著者:Kabutan
 日経225先物は11時30分時点、前日比変わらずの2万7980円(±0.00%)前後で推移。寄り付きは2万7930円と、シカゴ日経平均先物(2万7965円)を下回る形で売りが先行した。ただし、売り込む流れにはならず、直後につけた2万7920円を安値に切り返しを見せ、前場半ばには一時2万8050円とプラスに転じる場面もみられた。その後は「北朝鮮が発射したミサイルが日本のEEZ(排他的経済水域)内に落下する可能性」との報道もあって、ポジションを圧縮する動きから前日の終値を挟んでこう着感の強い値動きを継続している。

 日経225先物は前日に大きく売られた東京エレクトロン <8035> [東証P]などが反発して始まったこともあり、寄り付き後は買い戻しとみられる動きとなった。ただし、ソフトバンクグループ <9984> [東証P]やエムスリー <2413> [東証P]の弱い値動きが重荷となって、日経平均株価も2万8000円水準でこう着しており、短期的な売買も手掛けづらくさせている。上値追いには慎重となるなか、短期的にショートが見られる局面では、押し目狙いのロングでの対応になろう。なお、NT倍率は先物中心限月で一時14.16倍まで低下した後は、14.19倍と下げ渋る動きを見せた。

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