アジア株 香港株は大幅反発、中国新規感染6日ぶりに前日比で減少 ゼロコロナ抗議活動も沈静化

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
アジア株 香港株は大幅反発、中国新規感染6日ぶりに前日比で減少 ゼロコロナ抗議活動も沈静化

東京時間11:01現在
香港ハンセン指数   17689.41(+391.47 +2.26%)
中国上海総合指数  3103.72(+25.17 +0.82%)
台湾加権指数     14564.62(+7.75 +0.05%)
韓国総合株価指数  2417.36(+9.09 +0.38%)
豪ASX200指数    7236.90(+7.76 +0.11%)

アジア株は軒並み上昇。

香港株は大幅反発、上海株も反発して始まった。
中国の28日の新規感染者が3万7000人台と過去最多を更新した前日の3万8800人台から減少に転じた。前日比で減少するのは6日ぶり。中国各地でのゼロコロナ政策に対する抗議活動も沈静化したもようで、ひとまず過度な警戒感は後退している。
ただ、中国の新規感染者数は最多水準にとどまっているほか、先週末の抗議活動の様子がSNSで拡散されており、ほかの地域に飛び火する可能性もあり、依然として警戒感は残っている。
感染拡大を受け上海ディズニーランドは再びきょうから臨時休園になった。上海市の28日の新規感染者は178人だった。

香港市場ではバイドゥやJDドットコム、ネットイースなどハイテク関連が軒並み上昇。医療品や消費者サービス、エネルギー関連の一角も買い戻されている。

不動産株は大幅高。不動産開発会社の碧桂園控股は9.6%高、CG SERVICESは9.2%高、龍湖集団は8.2%高。中国政府が不動産支援措置を発表したことが材料視されている。

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