アジア株 香港株は上げ拡大、ゼロコロナ緩和期待いっきに高まる 保健当局が16時から会見 東京時間14:01現在 香港ハンセン指数 18023.35(+725.41 +4.19%) 中国上海総合指数 3146.51(+67.96 +2.21%) 台湾加権指数 14673.63(+116.76 +0.80%) 韓国総合株価指数 2428.97(+20.70 +0.86%) 豪ASX200指数 7249.80(+20.66 +0.29%) インドSENSEX30種 62729.46(+224.66 +0.36%) アジア株は総じて上昇、中国コロナを巡る懸念が後退している。 中国の28日の新規感染者が3万7000人台と6日ぶりに前日比で減少したほか、中国各地でのゼロコロナ政策に対する抗議活動が沈静化したもよう。また、午後に入り、中国国家衛生健康委員会が日本時間16時からコロナ対策について記者会見を開くと発表したことを受け、ゼロコロナ政策が緩和されるのではないかとの期待感がいっきに高まっている。同報道を受け香港株は上げ幅を拡大、後場に入り4%超上昇している。 香港市場では碧桂園控股や龍湖集団など不動産株が大幅高となっている。中国当局が不動産支援措置を発表したことが材料視されている。そのほか、バイドゥやJDドットコムなどハイテク関連も総じて上昇。銀行や医療品、エネルギー関連の一角も買い戻されている。 上海市場でも同じく不動産株が大幅高に。生活必需品や医療品、消費者サービス関連も上昇している。 ただ、依然として中国の新規感染者数は高水準であり、首都北京市などでは連日最多を更新している。上海市では感染増加を受け、ディズニーランドが急きょ休園になった。また、抗議活動の様子がSNSで拡散されており、他の地域の住民が影響を受け、同じような抗議活動をする可能性があり、依然として警戒感は残っている。
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