アジア株 香港株は大幅上昇、中国経済活動再開期待 アリババ本社のある杭州、iPhone工場のある鄭州でも規制緩和 東京時間14:03現在 香港ハンセン指数 19310.13(+634.78 +3.40%) 中国上海総合指数 3205.38(+49.24 +1.56%) 台湾加権指数 15011.70(+41.02 +0.27%) 韓国総合株価指数 2415.62(-18.71 -0.77%) 豪ASX200指数 7337.00(+35.54 +0.49%) インドSENSEX30種 62542.87(-325.63 -0.52%) アジア株はまちまち。 中国首都北京市や広州市に続き上海市でもコロナ規制が一部緩和された。そのほか、アリババ本社がある杭州市や、米アップルのiPhone生産工場がある南省鄭州市でもコロナ規制が緩和されており、中国の経済活動再開への期待感が広まっている。台湾電子機器受託製造大手の鴻海科技集団は、12月終盤にも中国工場での生産が完全に再開すると予想していると関係者の話としてロイターが報じている。 また、中国新規感染者数が過去最多を記録した先月末から減少し続けており、ピークアウト期待も高まっている。 米モルガンスタンレーは中国がコロナ規制を緩和し、経済活動再開を目指していることを理由に、中国株の投資判断を「オーバーウェイト」に引き上げた。 香港株は大幅上昇、1万9000の大台にしっかり乗せている。中国コロナ規制緩和に加え、モルガンスタンレーが香港株の来年末目標を従来の1万8200ポイントから2万1200ポイントに引き上げたことも好感されている。ハイテクや不動産、消費者サービスなど幅広い銘柄が上昇している。 カジノ運営会社のサンズチャイナが12.1%高と急騰、ギャラクシーエンターテイメントも6.2%高と大幅高。米JPモルガンがカジノ事業者のライセンス更新、営業再開、割安感もあり、2023年は「マカオの年」になると予想しているとのレポートを公表した。
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