アジア株 総じて上昇、豪州株は続落

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
東京時間17:45現在
香港ハンセン指数   27073.03(+150.30 +0.56%)
中国上海総合指数  4029.50(+29.36 +0.73%)
台湾加権指数     27903.56(-43.53 -0.16%)
韓国総合株価指数  4170.63(+20.24 +0.49%)
豪ASX200指数    8753.35(-46.18 -0.52%)
インドSENSEX30種  84663.63(+197.12 +0.23%)

 13日のアジア株式は総じて上昇。トランプ米大統領が「つなぎ予算案」に署名したことで、米政府閉鎖が終了した。アジア株には支援材料となったもよう。豪州株は続落。10月の豪雇用統計で失業率が改善して、雇用者数も大きく増加するなど好調な結果となった。これにより12月の利下げ期待が後退して、株式市場では売りにつながった。
   
 上海総合指数は反発。金属採掘会社の紫金鉱業集団(ズージン・マイニング・グループ)、医療製品メーカーの無錫薬明康徳新薬開発(ウーシー・アップテック)、医薬品メーカーの江蘇恒瑞医薬(ジャンスー・ハンルイ・メディシン)、保険大手の中国平安保険が買われる一方で、銀行大手の中国農業銀行、ネットワーク機器開発会社の富士康工業互聯網が売られた。
   
 香港ハンセン指数は続伸。医薬品メーカーの中国生物製薬(シノ・バイオファーマシューティカル)、医薬品メーカーの石薬集団、電子商取引大手のアリババ・グループ・ホールディング、機械メーカーの創科実業(テクトロニック・インダストリーズ)が買われる一方で、石炭エネルギー会社の中国神華能源(チャイナ・シェンファ・エナジー)、不動産投資会社の九龍倉置業地産投資(ワーフ・リアルエステート・インベストメント)が売られた。
   
 豪ASX200指数は続落。ピザチェーンの運営会社のドミノ・ピザ・エンタープライゼス、旅行代理店のフライト・センター・トラベル・グループが買われる一方で、金融持ち株会社のANZグループ・ホールディングス、データセンターのネクストディーシー、不動産投資信託のGPTグループ、メディア会社ナイン・エンターテインメントが売られた。

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