反発、キーストーン・パイプラインの停止を懸念=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物1月限(WTI)(終値)
1バレル=73.17(+2.15 +3.03%)

 ニューヨーク原油の期近は反発。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が2.07~2.15ドル安。その他の限月は0.87~2.03ドル高。

 カナダと米国を結ぶキーストーン・パイプラインが引き続き停止していることが買い戻しを誘った。このパイプラインの供給能力は日量62万2000バレルと大規模であり、再稼働の見通しが今のところ不明であることから警戒感が高まっている。今週の米エネルギー情報局(EIA)の週報にも影響が反映される見通し。

 時間外取引で1月限は70.25ドルまで軟化したが、先週末の安値を下抜くことなく売りが一巡した。通常取引開始後は買い戻しが優勢となり、73.99ドルまで上げた。

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