コンサルタントのアクセンチュア<ACN>が下落。取引開始前に9-11月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益と売上高は予想を上回ったものの、ブッキングが予想を下回った。ガイダンスも公表し、通期の1株利益の見通しは上方修正したものの、売上高の見通しは据え置いている。 アナリストは「第1四半期の決算は比較的底堅かった印象だが、ブッキングが予想を大きく下回ったことと、第2四半期の売上高見通しが予想を下回ったことは残念だった。しかし、為替の逆風が以前の想定よりも小さくなると見込んでいる点は非常に注目すべきことで、為替の逆風がピークを過ぎた可能性を示唆している」と述べている。 (9-11月・第1四半期) ・1株利益(調整後):3.08ドル(予想:2.90ドル) ・売上高:157億ドル(予想:156億ドル) 通信・メディア・テクノロジー:29.8億ドル(予想:32.8億ドル) 金融サービス:29.6億ドル(予想:30.5億ドル) 製品:46.7億ドル(予想:45.2億ドル) 資源:21.4億ドル(予想:19.7億ドル) ・ブッキング:162.2億ドル(予想:172.7億ドル) ・粗利益率(調整後):32.9%(予想:32.7%) ・FCF:3.97億ドル(予想:7.52億ドル) (12-2月・第2四半期) ・売上高:152.0~157.5億ドル(予想:156.1億ドル) (通期見通し) ・1株利益(調整後):11.20~11.52ドル(従来:11.09~11.41ドル) ・売上高:8~11%増 (NY時間10:22) アクセンチュア<ACN> 267.98(-13.15 -4.68%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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