大阪3月限 日経225先物 26150 -290 (-1.09%) TOPIX先物 1891.5 -10.5 (-0.55%) 日経225先物(3月限)は、前日比290円安の2万6150円で取引を終了。寄り付きは2万6120円と、シカゴ日経平均先物(2万6110円)にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まった。現物の寄り付き直後に下落幅を縮める場面も見られたものの戻りは鈍く、反対に中盤にかけて一時2万6030円まで売られた。ただし、節目の2万6000円を割り込まなかったため、前場半ば以降にはショートカバーも入り、後場の取引開始直後に2万6220円まで下げ幅を縮めた。後場はこう着感の強い展開のなか、終盤にかけてやや下落幅を広げる動きだった。 前場半ばにかけてショートが入ったとみられるが、節目の2万6000円を下回らなかったことで、前場終盤にかけてカバーの動きとなった。もっとも、相場を押し上げる強さはなく、これまで同様、後場は弱含みとなっていた。米国で11月の個人消費支出(PCE)や12月のミシガン大学消費者態度指数確報値の発表を控えているため、積極的な売買は手控えられたようだ。 NT倍率は先物中心限月で13.82倍だった。3月安値水準を明確に下回ってきており、NTショートを仕掛けてきているというよりは、ヘッジ対応に伴う日経平均型へのショートの影響が大きいようだ。日経225先物はボリンジャーバンドの-3σの切り下がりに沿った調整を継続しており、上値は-2σのほか、5日線に抑えられている。週足ベースでは-2σまで下げた後は、下げ渋ってサポートとして機能する格好だった。まずは2万6000円を固めつつ、5日線辺りを突破してくるかを見極めたいところだ。 2万6000円を再び下回ってくるようだと、ヘッジ対応のショートが強まりやすく、10月3日安値(ナイトセッションを含む)である2万5530円辺りがターゲットとして意識されそうだ。 手口面では、日経225先物は日産が730枚、モルガンSが590枚、ゴールドマンが560枚程度の売り越しに対して、ABNアムロが2680枚程度の買い越しだった。TOPIX先物はモルガンSが1760枚、JPモルガンが670枚、BofAが610枚程度の売り越しに対して、ABNアムロが900枚、みずほが800枚程度の買い越しだった。 株探ニュース
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