8日の東京株式市場は売り買い交錯のなか、日経平均はマイナス圏で推移した。ただ、下値では押し目買いが活発で朝方の売り一巡後は下げ渋った。 大引けの日経平均株価は前営業日比79円01銭安の2万7606円46銭と続落。プライム市場の売買高概算は10億9500万株、売買代金概算は2兆7877億円。値上がり銘柄数は993、対して値下がり銘柄数は744、変わらずは99銘柄だった。 きょうの東京市場は、寄り付きは日経平均がわずかにプラス圏でスタートしたものの、その後はすぐに下げに転じた。前日の米国株市場では、パウエルFRB議長がインタビューで今年はインフレが大幅に鈍化するとの見方を示したことで、FRBの金融引き締めに対する警戒感が弱まりハイテク株など中心に買われた。ただ、外国為替市場ではドル売り・円買いが進み、一時1ドル=130円台まで円高が進んだことが日経平均の上値を重くした。2万7000円台後半は戻り売り圧力も強く、目先筋の利益確定売りを誘発する格好に。しかし、日経平均寄与度の高い複数の値がさ株が大幅な下げをみせた割には、下落幅は100円未満と限定的なものにとどまった。なお、TOPIXの方はわずかに上昇して引けている。値上がり銘柄数も値下がり数を上回った。 個別では、任天堂<7974>、ソフトバンクグループ<9984>が売買代金の2位と3位を占めたがいずれも株価は大幅安に売られた。ファーストリテイリング<9983>が軟調、日本製鉄<5401>、三菱重工業<7011>なども安い。大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>が大幅安、日本電産<6594>も値を下げた。シュッピン<3179>、アイロムグループ<2372>が急落、シャープ<6753>の下げも目立つ。ヤマシンフィルタ<6240>も大幅に下落した。 半面、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>など半導体製造装置関連の主力株が軒並み高。東芝<6502>も上昇した。武田薬品工業<4502>、エーザイ<4523>など医薬品株も堅調。リクルートホールディングス<6098>が値を上げ、三菱ケミカルグループ<4188>も高い。岩崎電気<6924>はストップ高。山田コンサルティンググループ<4792>、A&Dホロンホールディングス<7745>、スミダコーポレーション<6817>、じげん<3679>、テレビ東京ホールディングス<9413>なども大幅高。 出所:MINKABU PRESS
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