百貨店のコールズ<KSS>が軟化して始まっている。取引開始前に11-1月期決算(第4四半期)を発表し、既存店売上高が予想以上の減収となったほか、売上高も予想を下回った。1株損益が予想外の赤字となったほか、粗利益率も予想を大きく下回った。過剰在庫の値引き処理と製品コストのインフレが大きく影響し、粗利益率を7.5%押し下げた。 ガイダンスも公表し、売上高は減収を見込んでいるほか、1株利益の見通しも予想を大きく下回った。経営陣が交代する中、インフレに苦しむ買い物客の獲得に苦戦していることが示されている。 2月に正式に就任したキングスバリーCEOは「われわれは戦略を練り直し、組織全体で顧客中心主義に基づく商品規律を再構築している」と述べた。「バランスシートの強化に努める一方、配当を通じて株主への利益還元を継続する」とも述べている。 ただ、株価は取引開始直後に売り先行で始まったものの、動きが一巡すると前日付近まで買い戻される展開。 (11-1月・第4四半期) ・既存店売上高:-6.6%(予想:-4.7%) ・1株損益(調整後):-2.49ドル(予想:+1.01ドル) ・売上高:57.8億ドル(予想:60.9億ドル) ・粗利益率(調整後):23.0%(予想:30.4%) ・商品在庫:31.9億ドル(予想:35.2億ドル) (通期見通し) ・1株利益(調整後):2.10~2.70ドル(予想:3.20ドル) ・売上高:-2~-4% ・営業利益率:約4%(予想:4.3%) (NY時間09:38) コールズ<KSS> 27.95(-0.09 -0.32%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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