東京株式(寄り付き)=売り先行、FOMC後の米株急落を嫌気

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 23日の東京株式市場は売り先行で始まり、寄り付きの日経平均株価は前営業日比233円安の2万7232円と反落。 

 前日の米国株市場では終盤にきて波乱の展開となった。注目されたFOMCではFRBが0.25%の利上げを決めたが、これについて株式市場はおおむね織り込んでいたものの、その後のパウエルFRB議長の記者会見で、年内の利下げは見込まず、量的引き締め(QT)政策の変更にも否定的だったことが嫌気される形となった。NYダウは530ドルあまりの急落をみせたことで、東京市場でも主力株をはじめ幅広い銘柄に売りがかさむ展開となっている。外国為替市場で足もと円高方向に振れていることも輸出セクターにはマイナス材料で、取引時間中はドル円相場の動向や米株価指数先物の値動きなどを横目にボラティリティの高い地合いとなることが予想される。

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