4月は歴史的にダウ平均が最も好調な月=米国株

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY株式3日(NY時間13:28)
ダウ平均   33525.79(+251.64 +0.77%)
ナスダック   12104.21(-117.70 -0.98%)
CME日経平均先物 28180(大証終比:-70 -0.25%)

 本日の米株式市場は、これまで上げを先導してきたIT・ハイテク株への買いが一服しており、ナスダックは反落している。一方、ダウ平均はエネルギーやヘルスケアの上昇で好調に推移しており、4日続伸している。本日の上げで100日線を上放れる展開が見られている。

 きょうから4月相場に入ったが、4月は歴史的にダウ平均が最も好調な月となっている。1950年以降、4月のダウ平均は平均1.9%上昇している。そして、さらに良いニュースがある。昨年11月には中間選挙があったが、ダウ平均は通常、選挙の年の翌年の4月はさらに良いパフォーマンスを発揮しており、平均3.9%上昇しているという。

 確かに4月は税の支払いの季節を過ぎ、投資家が第2四半期に目を向けることから全体的に良い月となる。なお、S&P500は歴史的に1年のうち2番目に良い月でナスダックは4番目に良い月だという。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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