アジア株 上海株は下げ帳消し 米景気減速懸念高まる中、中国の景気回復はせめてもの救い 東京時間14:08現在 香港ハンセン指数 20197.46(-77.13 -0.38%) 中国上海総合指数 3311.08(-1.48 -0.04%) 台湾加権指数 15797.58(-70.48 -0.44%) 韓国総合株価指数 2464.05(-31.16 -1.25%) 豪ASX200指数 7208.50(-28.71 -0.40%) インドSENSEX30種 59861.18(+171.87 +0.29%) アジア株は軒並み下落、米景気減速懸念が高まっている。今週発表された米指標はどれも前回から悪化した。米中関係悪化も懸念材料。中国外務省は台湾問題を巡り、米中関係における「レッドライン」だと米国を強く非難、米国に対し強力な措置を講じると表明した。 米景気減速懸念が高まっている中、中国景気回復に対する楽観的な見方が広まっていることはせめてもの救い。きょう発表された財新の3月非製造業PMIは57.8と2020年11月以来の高水準を記録した。中小企業を対象とする財新のデータでも中国景気が順調に回復していることがうかがえる。 上海株は下げをほぼ帳消しにしている。素材や医療品の一角が上昇。一方、生活必需品や消費者サービス関連は下落している。 香港市場ではSMICなど半導体関連が上昇している。テンセントホールディングスなどハイテク関連の一角も買われている。 アリババは0.8%高。4月11日に開催するサミットでチャットボット「ChatGPT」に似たAIツールを発表する予定だとの報道が材料視されている。ただ、あすからの連休を前に積極的な売買は手控えられており、上値は重い。 インド株は0.29%高、インド中銀の予想外の金利据え置きを受けプラス圏を回復している。インドステイト銀行やインダスインド銀行、HDFC銀行など金融株が上昇している。
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