アジア株 香港株は下落 米CPIを前に調整売り テンセントは3.7%安、筆頭株主が保有株売却か 東京時間14:00現在 香港ハンセン指数 20362.19(-123.05 -0.60%) 中国上海総合指数 3329.18(+15.61 +0.47%) 台湾加権指数 15907.88(-6.00 -0.04%) 韓国総合株価指数 2549.52(+1.66 +0.07%) 豪ASX200指数 7340.60(+30.71 +0.42%) インドSENSEX30種 60230.49(+72.77 +0.12%) アジア株はまちまち。 香港株は0.60%安、今夜の米CPI発表を前に調整売りに押されている。また、中国当局による対話型AIに対する規制導入も懸念されている。 今週、アリババとセンスタイムが対話型AIを発表したが、中国当局は年内にも規制を導入する計画をしており、習近平政権に不都合な内容を排除する狙いがある。規制の草案によると、生成されるコンテンツに分離活動を扇動したり、社会秩序を混乱させる可能性がある要素を含んではならないとしている。 ハイテク関連が総じて下落している。JDドットコムは3.4%安、美団は2.7%安、アリババは2.2%安。 テンセントホールディングスは3.7%安、筆頭株主のNaspersのオランダ法人であるProsusNVが今週、香港取引所清算決済システム(CCASS)に9600万株のテンセント株を移管すると発表したことを受け、大株主が保有株売却を進めるのではないかとの観測が広がっている。 上海株は0.47%高、金融緩和期待の買いが支え。金融緩和の思惑から中国10年債利回りは一時2.81%まで低下し、昨年11月以来の低水準を記録した。
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