アジア株 上海株は変わらず、今週末からのメーデー連休を前に売買手控え 香港上場の酒類メーカーのZJLDは急落 東京時間11:12現在 香港ハンセン指数 19721.63(-35.64 -0.18%) 中国上海総合指数 3265.30(+1.20 +0.04%) 台湾加権指数 15397.39(+22.76 +0.15%) 韓国総合株価指数 2482.11(-2.72 -0.11%) 豪ASX200指数 7280.40(-35.90 -0.49%) アジア株はまちまち、方向感に欠ける展開。米金融システム不安が再燃しているものの、重要イベント米FOMCを来週に控え積極的な売買は手控えられている。 香港株は小反落。龍湖集団や碧桂園控股、華潤置地など不動産株が下落。アリババやバイドゥ、JDドットコム、シャオミ、ネットイースなどハイテク関連も下げている。 酒類メーカーのZJLDグループがきょう香港市場に上場した。公開価格10.82香港ドルに対し17%急落して9.4香港ドル付近で推移している。ただ、下げは一時的との声が聞かれる。最近の米中関係悪化や米景気減速懸念などで香港・中国株式に対するセンチメントが悪化したためであり、ゼロコロナ政策撤廃を受けた中国経済活動再開により徐々に株価が上昇に向かうことが期待されている。国際的投資会社KKRが支援する同社の資金調達規模は6億8000万ドルで香港IPOでは今年最大。 上海株は前営業日比変わらず。今週末からのメーデー5連休を前に積極的な売買は手控えられている。ハイテクやコミュニケーションサービス関連が上昇している一方、原油安が懸念されており素材とエネルギー関連は総じて下落している。
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