【これからの見通し】ドル円は節目の140円つける、一段の上昇の可能性を探る 今週はドル高の流れが強まった。主要通貨のなかでは、NZドルや豪ドルなどオセアニア通貨に対するドル買いの動きが目立った。それに次いで円が売られている格好。ドル円相場は昨年の152円手前にはまだ遠いものの、昨日には節目となる140円台をつけた。週明けの137円台からは約3円幅の急ピッチな上昇となっている。 強い米経済指標とそれにともなう市場の米利上げ継続観測がドル高のドライブとなっていた。きょうは週末ということでスピード調整の動きが想定されるが、そのまえに注目指標である米PCEデフレータの結果を確認する必要があろう。市場予想はデフレータ前年比が+4.3%と前回の+4.2%から若干の上昇を見込んでいる。コアデフレータ前年比は+4.6%と前回並みの水準を予想している。 結果次第ではあるが、根強い米インフレ圧力が市場に印象付けられれば、週末調整をこなして一段のドル高の動きとなる可能性がありそうだ。その他には、4月の米個人所得・支出、米耐久財受注速報値、5月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値などが発表される予定。 発言イベント予定はロンドンタイムにブイチッチ・クロアチア中銀総裁、レーンECBチーフエコノミストなどの講演やイベント参加が予定されている。今週はユーロ円がやや円安方向に振れているが、その一因としてECBの追加利上げ継続観測があることが指摘される。この点が発言内容から確認されるのかどうか、念のためチェックしておきたい。 minkabu PRESS編集部 松木秀明
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