アジア株 まちまち、豪州株は続伸

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
東京時間18:05現在
香港ハンセン指数   19172.05(+23.92 +0.12%)
中国上海総合指数  3189.38(-0.07 0.00%)
台湾加権指数     16935.63(+47.73 +0.28%)
韓国総合株価指数  2564.19(-17.20 -0.67%)
豪ASX200指数    7196.54(+78.33 +1.10%)
インドSENSEX30種  63967.71(+551.68 +0.87%)

 28日のアジア株は、まちまち。中国の5月の工業企業利益の減少に加えて、米国が新たに中国への米AI半導体の輸出規制を検討しているとの報道などを背景に上海株や香港株は売りに押された。ただ、売り一巡後は下げ渋り、香港株はプラス圏に転じた。豪州株は続伸。今日発表された5月の豪消費者物価指数が予想を下回ったことで、追加利上げへの警戒感が後退して、買いにつながった。
   
 上海総合指数は小反落。酒造会社の貴州茅臺酒、石油大手の中国石油化工(シノペック)、太陽光エネルギー関連メーカーの隆基緑能科技が買われる一方で、通信会社の中国電信(チャイナ・テレコム)、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、銀行大手の中国農業銀行が売られた。
   
 香港ハンセン指数は小幅続伸。繊維メーカーの申洲国際集団控股、スポーツ用品メーカーの安踏体育用品(アンタ・スポーツ・プロダクツ)、コンピュータ・メーカーのレノボ・グループが買われる一方で、医薬品メーカーの中国生物製薬(シノ・バイオファーマシューティカル)、多角経営企業の新世界発展(ニューワールド・ディベロップメント)、医薬品メーカーの石薬集団が売られた。
   
 豪ASX200指数は続伸。銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、資源・鉱山会社のBHPグループ、石油・ガス会社のウッドサイド・エナジー・グループ、不動産会社のグッドマン・グループ、ギャンブルマシン製造・販売のアリストクラート・レジャーが買われた。

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