アジア株 香港株は大幅上昇、米利上げ終了期待で買い強まる 中国「大都市」不動産規制緩和期待の買いも 東京時間14:07現在 香港ハンセン指数 19664.59(+299.45 +1.55%) 中国上海総合指数 3237.13(+14.11 +0.44%) 台湾加権指数 17265.62(+103.07 +0.60%) 韓国総合株価指数 2610.52(+18.16 +0.70%) 豪ASX200指数 7465.10(+63.10 +0.85%) インドSENSEX30種 66760.06(+52.86 +0.08%) アジア株は総じて上昇。 香港株は1.55%高、約1カ月ぶり高値をつけている。きのうのFOMC会合で米利上げが最後との見方が強く、米利上げ終了期待の買いが強まっている。香港は米ドルとのペッグ制を採用しているため米国が今回で利上げ終了となれば香港も今回の利上げが最後となる。香港金融管理局(HKMA)は27日、米国に追随し基準金利を25bp引き上げ5.75%に設定した。16年ぶりの高水準となる。 中国景気支援策期待の買いも続いている。証券時報は27日付で中国政府が今年後半に不動産規制を緩和することが明らかとなったと報じている。過去1年は小規模な都市を規制緩和の対象としていたが、今度は「大規模」都市が対象となると予想している。 不動産や銀行、保険、消費者サービス、ハイテク関連が総じて上昇している。 電気自動車メーカーの小鵬汽車は30%超急騰、独自動車大手フォルクスワーゲンが小鵬汽車に7億ドル出資し、中国で電気自動車を共同開発する計画を発表したことが材料視されている。吉利汽車控股や華晨中国汽車控股など他の自動車関連も連れ高に。 中国6月の工業企業利益は前年比-8.3%となったが減少幅は縮小した。5月は-12.6%だった。
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