きょうの為替市場は様子見の雰囲気が広がる中で、ユーロドルは1.06ドル台前半に狭い範囲での上下動に終始している。きょうの動きで21日線を上抜いており、リバウンド相場に入る気配も見せている。ただ、ユーロ圏の景気の先行きを考慮すると、上値は追いにくい雰囲気もありそうだ。あくまで自律反発の域は出ないと見られている。 きょうはドイツの9月の消費者物価指数(HICP)の確報値が公表されていたが、速報値と変わらずの内容となった。ドイツでは2024年までインフレの持続的な低下傾向が続き、今回9月の伸び鈍化はこれからのインフレ低下の最初のもになるとの見方も出ている。 今回の伸び鈍化は主に昨年6月から8月まで実施していた月9ユーロで公共交通乗り放題の施策に伴う前年のベース効果が主因。昨年9月には元の値段に戻っていたことから、9月の輸送サービスの価格は前年比でマイナス3.9%と、8月のプラス19.8%から急低下していた。 ただ、この先もドイツのインフレは持続的に低下し、今回はその始まりとなる可能性が高いという。 *ドイツ調和消費者物価指数(HICP)(確報)(9月)15:00 結果 0.2% 予想 0.2% 前回 0.2%(前月比) 結果 4.3% 予想 4.3% 前回 4.3%(前年比) EUR/USD 1.0615 EUR/JPY 158.16 EUR/GBP 0.8628 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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