NY株式17日(NY時間13:29) ダウ平均 34019.99(+35.45 +0.10%) ナスダック 13556.21(-11.77 -0.09%) CME日経平均先物 32165(大証終比:+125 +0.39%) きょうのNY株式市場でダウ平均は小幅続伸。この日発表の9月の米小売売上高が予想を上回ったことで米国債利回りが上昇し、序盤はIT・ハイテク株を中心に売りが先行した。米小売売上高は個人消費の底堅さを示唆した。ただ、売りが一巡すると買い戻しが膨らみ、ダウ平均はプラスに転じている。底堅さを示す値動きではある。 市場はいまのところFRBへの見方を大きく変えるまでには至っていない。次回FOMCは据え置きを確実視しており、12月FOMCは見解が分かれている状況。 決算発表が今週から本格化し、取引開始前にジョンソン&ジョンソン<JNJ>、バンカメ<BAC>、ゴールドマン<GS>、ロッキード・マーチン<LMT>などが決算を発表。バンカメはポジティブな反応を示しているものの、他の銘柄は軟調な反応を見せている。ただ、決算への楽観的な見方は維持されているようだ。 中東情勢の緊迫化は懸念材料ではあるが、外交努力もあり、いまのところ市場は様子見している状況。ただ、イランをはじめとする産油国にまで地域の緊張がエスカレートするのではないかという懸念は根強い。 エヌビディア<NVDA>やAMD<AMD>などの半導体銘柄が苦戦。バイデン政権が中国への高度AIチップの販売規制を強化する計画を発表した。 ジョンソン&ジョンソン<JNJ> 156.08(-1.45 -0.92%) バンカメ<BAC> 27.72(+0.73 +2.70%) ゴールドマン<GS> 309.89(-4.50 -1.43%) ロッキード<LMT> 437.73(-2.68 -0.61%) アップル<AAPL> 177.69(-1.03 -0.58%) マイクロソフト<MSFT> 332.34(-0.30 -0.09%) アマゾン<AMZN> 132.02(-0.53 -0.40%) アルファベットC<GOOG> 140.93(+0.44 +0.31%) テスラ<TSLA> 254.47(+0.55 +0.22%) メタ・プラットフォームズ<META> 323.28(+2.13 +0.66%) AMD<AMD> 105.61(-0.85 -0.80%) エヌビディア<NVDA> 440.36(-20.59 -4.47%) *米小売売上高(9月)21:30 結果 0.7% 予想 0.3% 前回 0.8%(0.6%から修正)(前月比) 結果 0.6% 予想 0.2% 前回 0.9%(0.6%から修正)(コア・前月比) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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