(NY時間11:17) コムキャスト<CMCSA> 39.95(-2.81 -6.56%) メディア大手のコムキャスト<CMCSA>が下落。取引開始前に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、株価は冴えない反応。ケーブルTVなどで会員が予想以上に減少している点が嫌気されている。値上げが奏功し、利益は予想を上回った格好。ケーブルTVの会員が49万人減少し、ブロードバンドの会員も1万8000人減少した。顧客がネットフリックス<NFLX>といった動画配信サービスに移行する動きが影響している。 (7-9月・第3四半期) ・1株利益(調整後):1.08ドル(予想:0.95ドル) ・売上高:301.2億ドル(予想:297.1億ドル) コネクティビティ&プラットフォーム:202.7億 コンテンツ&エクスペリエンス:105.6億ドル スタジオ:25.2億ドル(予想:27.6億ドル) メディア:60.3億ドル(予想:57.7億ドル) テーマパーク:24.2億ドル(予想:23.7億ドル) ・EBITDA(調整後):99.6億ドル(予想:93.6億ドル) ・FCF:40.3億ドル ・ピーコック:8.30億ドル(予想:8.58億ドル) ・米ブロードバンド会員:1万8000人減 ・米ケーブルTV会員:49万人減 【企業概要】 家庭・法人向けにブロードバンド・ビデオ・音声・ワイヤレス等のケーブルコミュニケーションサービスを提供する他、法人向け広告の販売も行う。エンターテインメント・ニュース・情報等の様々なコンテンツを提供するケーブルネットワーク事業や、テレビ放送、映画の制作・販売・配給、テーマパークの運営・開発も手掛ける。 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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