アジア株は上昇、中国支援策強化や米中関係改善期待で買い 上海株は上値重い、来週は製造業PMI 東京時間14:00現在 香港ハンセン指数 17216.25(+171.64 +1.01%) 中国上海総合指数 2998.79(+10.49 +0.35%) 台湾加権指数 16152.74(+79.00 +0.49%) 韓国総合株価指数 2305.02(+5.94 +0.26%) 豪ASX200指数 6833.10(+20.78 +0.31%) インドSENSEX30種 63599.77(+451.62 +0.72%) アジア株は総じて上昇。米中関係改善期待や中国景気支援策強化、連日の中国上場企業の自社株買い報告が好感されている。中国9月の工業企業利益が+11.9%と2カ月連続で増加したことも支援材料。年初来では-9.0%と前回の-11.7%から減少幅が縮小、昨年末以来の水準にまで改善したことで、中国底打ち期待が広まっている。 香港株は1.01%高、株取引にかかる印紙税引き下げを受け市場活性化が期待されている。 ハイテクや医療品、消費者サービス、不動産関連が上昇している。一方、中国海洋石油や中国石油天然気などエネルギー関連は下落。 スポーツ・レジャー向けアパレル会社の李寧は1.8%安と続落。第3四半期の既存売上高が前年同期比で1桁台の伸びとなったことが引き続き懸念されている。米モルガンスタンレーとゴールドマンサックス、野村は同社の目標株価を引き下げた。 上海株は上昇も上値は重い。来週に中国10月の製造業PMIおよび非製造業PMI、中小企業を対象とした財新の製造業PMI・非製造業PMIが発表されるため、週末を前に積極的な売買は手控えられているもよう。
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