シカゴ大豆の夜間取引は堅調。11月限は1280セント台半ばで推移。11月限は 13日、13ドルの節目に2日連続で届かず急落する展開となった。今週も引き続き 13ドルの節目を上抜けるか否かがチャート上の焦点となりそうだ。安値からは一時 40セント以上、現在でも30セント以上戻しており、ハーベスト・ロー(収穫期の安 値)はすでに付けている可能性が高いが、13ドルの節目を抜けないと、新たな買いを 呼び込みにくい状況にあるので注目したい。 また今夜は週間輸出検証高、さらには全米油糧種子業者協会(NOPA)の9月の月 間圧砕高報告にも注目したい。 13日のシカゴ大豆は反落。週間輸出成約高が100万トンを超えて、またデイリー でも大口輸出成約が発表されるなど輸出面での支援材料はあったものの、イスラエルの ガザ地上侵攻の可能性が高まるなど中東の地政学的リスクの高まりて買い気は盛り上が らず、急伸した前日の高値を抜け切れなかったことで週末前の手じまい売りが優勢とな った。 11月限は1298.50セントまで上昇したが、12日の高値や13ドルに節目に は届かずに急落して、引けは1280.25と1280セント台を辛うじて維持した。 <今夜の予定> ◆ アメリカ ◆ 【経済】 21:30 製造業景況指数 2023年10月(ニューヨーク連銀) 【農産】 10/17 00:00 週間穀物輸出検証高(USDA) 【農産】 10/17 05:00 週間穀物生育進度・作況状況(USDA) ◆ カナダ ◆ 【経済】 21:30 卸売売上高 2023年8月(カナダ統計局) 【経済】 21:30 製造業出荷 2023年8月(カナダ統計局) MINKABU PRESS
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