海外市況サマリー(19日)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金   2023/12 1,980.5  +12.2    シカゴ大豆   2023/11  1,315.50  + 4.50
NY銀   2023/12 2,303.1  - 6.8    シカゴコーン  2023/12    505.00  +13.00
NYプラ  2024/ 1   898.2  + 3.9    NY原油   2023/11     89.37  + 1.05
NYパラ   2023/12 1,118.50 -15.50   ドル・円              149.82  - 0.11
*ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。
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◎NY外為=ドル円は149.80円台で推移
 NY時間の終盤に入ってドル円は149円台後半での振幅に落ち着いた。NY為替市
場、昼にパウエルFRB議長のNYエコノミッククラブでの講演が伝わり、その発言を
受けて為替市場は目まぐるしい反応を見せた。
 「FOMCは慎重に進めている」との発言にドル売りの反応を見せた後、「金利の高
さ、期間が十分ではない可能性がある」と述べると今度はドル買いに転じ、「FRBは
利回り上昇を見守るしかない。利回り上昇は利上げの必要性低下を意味し得る」と述べ
ると、ドルは下げに転じる展開。ただ、方向感を出す動きまでには至らず、次の材料を
探している雰囲気に概ね変化はない。ドル円は結局、149円台後半でのレンジ相場で
落ち着いている。
 根強いドル買いに支えられドル円の下値は堅い一方、いまのところ150円にも慎
重。下押す気配がないことから、150円台攻めのチャンスをうかがっているようだ
が、決定的なきっかけを掴めない状況が続いている。

◎NY貴金属=金が続伸、米FRB議長の発言で一段高
 ニューヨーク金は続伸、銀は反落。
 金12月限は続伸。時間外取引では、利食い売りが圧迫要因になったが、中東情勢の
先行き懸念が残り、押し目を買われた。日中取引では、米経済指標がまちまちの内容と
なるなか、ドル安を受けて堅調となった。その後はパウエル米連邦準備理事会(FR
B)議長が政策決定は「慎重に進める」と発言すると急伸した。
 銀12月限は、株安が圧迫要因になる場面も見られたが、ドル安や金堅調を受けて下
げ一服となった。
 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが反発、パラジウムは続落。
 プラチナ1月限は反落。時間外取引では、戻りを売られて軟調となった。欧州時間に
入ると、株安を受けて下げ幅を拡大した。日中取引では、ドル安や金堅調を受けて押し
目を買われると、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を受けて上値を伸ば
した。
 パラジウム12月限は、中東情勢の先行き懸念や株安を受けて売り優勢となった。

◎LME=アルミ・銅は欧米株安が重石ながら小幅続伸、ニッケルは反落
 アルミ3カ月物は小幅続伸。2193.50ドルで小高く取引を開始。序盤はもちあ
いうなか、2195.50ドルの高値を付けたが、アジア株安を受けて値位置を落と
し、一時2176.50ドルの安値に達した。安値を離れた後も欧米株安が重石となり
2185ドルを抵抗線とするもみあった。終盤に買い優勢となったが、転売を受けて上
げ幅を削り、かろうじてプラスサイドでの終了となった。
 銅3カ月物は小幅続伸。7978ドルで取引を開始した後のアジアの時間帯はアジア
株安が重石となり7990ドルを上値抵抗線にして高下した。欧州の時間帯には押し目
買いの動きから浮上し、一時8032.50ドルに達したが、米国週間新規失業保険申
請件数が予想を下回ったものの、高金利の長期化懸念は強く、米国時間には軟化。パウ
エルFRB議長による金融政策は慎重に進めるとの発言を受けて7952.50ドルま
で下落したが安値からは買い戻されてプラスサイドを回復して取引を終えた。

◎NY原油=続伸、イスラエルのガザ侵攻が近いとの観測で
 ニューヨーク原油の期近は続伸。
 イスラエル軍によるパレスチナ・ガザ地区への侵攻が近いとみられていることが相場
をさらに押し上げた。今週はシュルツ独首相、バイデン米大統領、スナク英首相がイス
ラエルを訪問しており、ネタニヤフ首相と各国首脳の会談が終了した後、侵攻が始まる
可能性が意識されている。イスラエルのガラント国防相はガザ地区との境界線付近に集
結した部隊に対してガザを内側から見るのはまもなくであると語った。
 改質ガソリンの期近は続伸。ヒーティングオイルは上昇。原油高が支えとなった。

◎シカゴ大豆・コーン=続伸、コーンはブラジルの降雨不足から期近が2ケタ高
 大豆は総じて続伸。
 米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高が前週を上回り、引き続き100万ト
ン台を維持したことが強気材料となった。また、コーンの堅調な足取りも強気材料視さ
れたが、これまでの上昇の後で上値警戒感が強まり上げ幅は限られた。
 コーンは期近から続伸。
 米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高は、事前予想の範囲内とはいえ前週を
下回ったが、ブラジルの降雨不足とこれに伴う生育不良が警戒されると同時に、米国の
輸出増加期待が高まるなか買い優勢で運ばれた。原油高も買い支援要因となるなか、期
近限月は2ケタの上げ幅を記録。12月限は終値ベースでの500セント台を記録し
た。

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