[今日の視点]石油=下落、海外原油・株安から4ケタ安近くまで軟化リスク

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 国内市場は下落へ。中心限月である2024年3月限で600〜1000円安程度を
想定する。イスラエル軍のガザ地区の攻撃がさらに激化し、中東リスクがさらに強まっ
ているが、20日の海外原油は時間外取引の上昇から下げに転じ、週明けの時間外取引
は小幅続落で推移から、売り優勢予想。
 東京ブラッツドバイ原油の中心限月は夜間取引を630円安の8万0490円で引け
た。日中取引は下げ幅を拡大し、夜間取引の安値8万0110円水準まで下落の可能性
がある。4ケタ安近くまで軟化リスクあり。8万円の節目を割り込んだ場合、5日間移
動平均線が通る7万9860円、7万9500円の節目が支持線。
 20日の欧米株が米国の高金利政策の長期化観測を嫌気し、売り優勢となった。週明
けのアジア株は日経平均株価を含め、下落が予想され、株安から原油需要減少不安もあ
り、押し目買いには慎重派が多いのではないか。
 時間外取引でニューヨーク原油12月限は前日比0.30ドル安の87.78ドルで
推移。本日これまでのレンジは87.76〜88.29ドル。
<今日の予定>
◆ ニュージーランド ◆
【休日】--:-- 勤労感謝の日
◆ 香港 ◆
【休日】--:-- 重陽節
◆ アメリカ ◆
【農産】10/24 00:00 週間穀物輸出検証高(USDA)
【農産】10/24 05:00 週間穀物生育進度・作況状況(USDA)
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