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始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
2023/11 1,287.50 1,297.75 1,277.50 1,279.50 - 8.75
2024/01 1,307.50 1,318.50 1,298.00 1,300.25 - 8.25
2024/03 1,320.00 1,331.75 1,312.00 1,313.75 - 8.00
単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比)
先物 308,205 297,208 807,506 (- 7,220)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後
4時現在の数値です。
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*米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高(10月19日までの週)
大 豆:137万8200トン(事前予想レンジ:65万〜115万トン)
大豆粕: 50万7600トン(事前予想レンジ:20万〜 40万トン)
大豆油: − 100トン(事前予想レンジ: 0〜 3万トン)
*米気象庁発表の6−10日予報(11月1日−11月5日)
コーンベルト西部の気温は平年を下回る〜平年並。雨量は平年を下回る
コーンベルト東部の気温は平年を下回る。雨量は平年を下回る。
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大豆は総じて続落。終値の前営業日比は8.75セント安〜1.75セント高。中心
限月の1月限は8.25セント安の1300.25セント。
米産地では一部で低温や荒天が伝えられているが、平年を上回るペースの収穫率や
ドルの高止まりが弱材料視されて売り優勢で運ばれた。また、乾燥が懸念されていた南
米諸国での降雨とこれに伴う生育環境改善見通しも引き続き弱材料視された。
1月限は1370.75セントで取引を開始した後はシカゴの時間帯序盤にかけて値
位置を切り上げ、一時は1318.50セントの高値まで浮上した。ただ、その後は米
産地の天気回復とこれに伴う収穫進展見通しなどが手掛かりとなって売りが膨らんで
1298セントの安値まで軟化。安値を放れたところは売り直されて再び値を沈め、安
値に近い水準で取引を終えた。
米農務省(USDA)が発表した10月19日までの週の週間純輸出成約高は137
万8200トンで前週の137万1900トンを僅かに上回った。今年度の累計純輸出
成約高は2225万9000トンで、前年度同期の3146万7600トンを約29.
3%下回っている。
米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。
プレーンズでは、南部の雨は次第に止んでいるが、土壌水分の回復と気温の上昇によ
り冬小麦の生育が促されている。プレーンズ南部の26日の最高気温は26℃前後に達
している。対照的にプレーンズ北部では降雪、強風、低温となり、モンタナ州では最低
気温はマイナス12℃まで低下。
コーンベルトではオハイオバレー以外の地域で荒天のなかコーンと大豆の収穫ペース
が鈍化。26日の中西部の最高気温は4℃〜26℃程度と地域によって大きな違いがあ
る。26日朝方には五大湖周辺地域でまとまった雨量を伴う降雨が発生。
米国南部では、テキサス州中部および北東部では鉄砲水が発生。その他の地域では
暖かななか降雨の発生は無く、夏穀物の収穫や冬小麦の作付に適した天気が広がってい
る。ただ、一部地域では土壌水分の乾燥が警戒される。
プレーンズ北部では週末を通して低めの気温が続くが、荒天は27日朝方までには終
了する見込み。モンタナ州からノースダコタ州にかけての地域ではマイナス17℃前後
まで気温が低下する見込み。また、テキサス州北部からオハイオバレーにかけての地域
では、10月末には気温がマイナス2℃を下回る見込み。また、プレーンズ中部などで
は気温がマイナス12〜マイナス9℃前後まで低下し、低温が小麦に与える影響が警
戒される。
6〜10日予報に関しては、10月31日〜11月4日にかけて、多くの地域で気
温、雨量共に平年を下回る〜平年並となる見込み。
大豆製品は、大豆粕は概ね軟調。ただ、期近の12月限は前日比0.30ドル高の4
92.50ドルで終えた。一方の大豆油は大豆に追随安となった。
今日の材料
・コーンベルトではオハイオバレー以外の地域で荒天のなかコーンと大豆の収穫ペース
が鈍化。
・26日の中西部の最高気温は4℃〜26℃程度と地域によって大きな違いが発生。
・26日朝方には五大湖周辺地域でまとまった雨量を伴う降雨が発生。
・プレーンズ中部などでは気温がマイナス12〜マイナス9℃前後まで低下し、低温
が小麦に与える影響が警戒される。
・USDA発表の10月19日までの週の週間純輸出成約高は137万8200トンで
前週の137万1900トンを僅かに上回る。
MINKABU PRESS
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