石油午前=軟調、中東の供給に混乱なく景気懸念が重しに

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は軟調。ユーロ圏国内総生産(GDP)の縮小や、中国の製造業購買
担当者景気指数(PMI)の伸び悩みを背景に世界的な景気悪化懸念が強まったことが
重し。パレスチナ自治区でイスラエル軍とハマスの衝突が激化しているものの、供給が
混乱するような事態にはなっていない。ただ、円相場が1ドル=151円前半で円安・
ドル高推移していることは支援要因。時間外取引でニューヨーク原油は堅調。
 原油の2024年3月限は軟調。ただ、夜間取引で下げは一服しており、日中取引開
始後の動意は限定的。
 午前10時56分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
550円安〜350円高。
 午前10時56分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が931枚。
【本日はFOMCの結果発表】
 本日は米連邦公開市場委員会(FOMC)が政策金利を発表する。2会合連続の据え
置きとなる見通しで手がかりとなりにくいが、いつものようにパウエル米連邦準備制度
理事会(FRB)議長の会見は注目しなければならない。
【海外原油夜間取引=上昇】
 ニューヨーク時間外取引で12月限は前日比0.30ドル高の81.32ドルで推
移。本日これまでのレンジは81.08〜81.61ドル。
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