−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−- 海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比) NY金 2023/12 1,987.5 - 6.8 シカゴ大豆 2024/ 1 1,315.00 + 4.50 NY銀 2023/12 2,279.0 -16.2 シカゴコーン 2023/12 475.00 - 3.75 NYプラ 2024/ 1 930.4 -14.5 NY原油 2023/12 80.44 - 0.58 NYパラ 2023/12 1,114.20 -11.90 ドル・円 150.94 - 0.71 *ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◎NY外為=ドル円は150.90円台で推移 NY為替市場でドル円は戻り売りが強まり、150円台に下落。米財務省がこの日発 表した来週の四半期定例入札の規模が予想ほど拡大していなかったことや、ISM製造 業景気指数が予想を下回ったことが利回りの下げを加速させた。また、午後にFOMC の結果が発表され、予想通りに「タカ派な据え置き」といった雰囲気だったが、短期金 融市場での追加利上げ期待を若干後退させている。12月に利上げを実施する可能性は 低いとの見方も広まっている模様。 ◎NY貴金属=軒並み下落、手じまい売りが圧迫 ニューヨーク金、銀は続落。 金12月限は続落。時間外取引では、ドル高を受けて軟調となった。欧州時間に入る と、買い戻されて下げ一服となった。日中取引では、米財務省が発表した四半期定例入 札の規模が予想以下となったことを受けて買い優勢となったが、利食い売りなどが出て 戻りを売られた。パレスチナ自治区ガザから外国人と負傷者がエジプトに退避した。 銀12月限はドル高一服が支援要因になったが、金軟調を受けて戻りを売られた。 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが反落、パラジウムは続落。 プラチナ1月限は反落。時間外取引では、ドル高を受けて軟調となった。欧州時間に 入ると、景気の先行き懸念を受けて軟調となった。日中取引では、予想以下の四半期定 例入札が下支えになったが、戻りは売られた。 パラジウム12月限はドル高一服が下支えになったが、他の貴金属の軟調を受けて戻 りを売られた。 ◎LME=続落、FOMCの結果待ちムードで戻り売り優勢 アルミ3カ月物は続落。2246ドルと小安く取引を開始。アジア株が上値の重い展 開となったため欧州の時間帯にかけて値位置を落とし2236.50ドルの安値に到 達。安値で買い拾われて2257ドルまで浮上したが、すぐにアジアの時間帯にもちあ った水準に復帰。その後も欧米株高に対する反応も鈍く、弱気地合いで引けを迎えた。 銅3カ月物は小幅続落。売りが先行し、8101.50ドルで取引を開始。アジアの 時間帯はアジア株の頭重い足取りに上値を抑制されたが、欧米株高を受けて値位置を切 り上げて8186.50ドルまで浮上。ただ、ドル高止まりが警戒されて転売が出て、 わずかながらマイナスサイドに値を落として取引を終えた。 ◎NY原油=続落、中東からの供給下振れリスクは限定的 ニューヨーク原油は続落。 イスラエルによるパレスチナ自治区への攻撃が続き、中東情勢は緊迫したままだが、 供給下振れリスクが高まっていないことが引き続き重しとなった。イランの最高指導者 ハメネイ師はイスラム諸国にイスラエルへの石油輸出を停止するよう呼びかけたもの の、この主張に同調する発言は見られない。米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策 金利は据え置かれたが、追加利上げ余地が残されたことも圧迫要因。 改質ガソリンは下落。ヒーティングオイルの期近は続伸した。米エネルギー情報局 (EIA)の週報で留出油の在庫が減少傾向にあることがヒーティングオイルを支え た。 ◎シカゴ大豆・コーン=大豆は続伸、コーンは総じて反落 大豆は概ね続伸。 ブラジルの天候不良に対する警戒感から買い優勢となった。ブラジルでは1部地域で 乾燥が進行する一方、冠水が発生している地域でが発生している地域で降雨が発生し、 再作付の必要が浮上している。 コーンは総じて反落。 コーンは出来高の薄い先限以外が軟調。需給相場のなか、模様眺めとなり12月限は 7.50セントの狭いレンジで推移。強気なエタノール生産に対する反応も乏しかっ た。 MINKABU PRESS *LMEの本文を掲載しました。
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